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住宅建築業の原価管理

一般住宅建築業における原価管理のメリット

リアルタイムで損益を掴み素早く対処

土木工事業に比べて住宅建築業の方が原価管理を行っている企業が多いように見受けられます。しかしながら、原価管理のやり方が未だに紙ベースや帳簿で行っているところがまだまだ多く、効率が悪い上にデータベースになっていないので過去の実績を資料として活用する場合に引用しにくかったり見難かったりする上、細かな分析に至らないというケースが多い。住宅建築も1件の請負金額が数千万単位の大きな価格になるので細かな数字を掴みデータベースにしていくことで利益率を上げる可能性が見出せます。帳簿で行うよりもソフト入力の方が管理作業は遥かに軽減されるので、まずその時点で効率化が図れるだけでなく具体的に細かな数字を早く掴むことで試算表も早く仕上がり、会社の損益が早く掴めるのです。手書きのデータは作成に時間がかかり、試算表が何ヶ月も後になって出来るようでは対処が遅れます。リアルタイムで損益を掴むことで、素早く対処できます。

原価管理導入の手順

1.請求書を確認してください。

土木工事業の場合と基本的には同じ流れになります。
まず最初は、請求書の明細に現場名が書かれていますか?
大体の場合は書いてあると思いますが、一部書いていないところがあるのではないでしょうか?原価計算の基本はかかった経費を現場ごとに集計することから始まります。
請求書を見ても現場名がわからなければ、御社でどこの現場か探さないといけません。
そしてこの手間は馬鹿になりません。
まずは、会社に送られてくる請求書を見て下さい。
そして現場名が入っていないところがあったら、送付先の会社さんに現場名を入れてもらうようにして下さい。
そうすれば、どこに振り替えたらいいのかわからないという支払は減り、より正確な原価計算ができます。

2.従業員の作業日報をしっかりつけてますか?

従業員さんの作業日報をつけていると思いますが、そこにしっかりどこの
現場に行ったのか書かれていますか?
住宅建築業の経費の中で、一番大きいのは外注費、次に材料費その次が人件費
になるケースが多いです。作業日報に現場が書かれていないと、人件費を現場
毎に振り替えることができません。
形はどういう形でもいいので、従業員が何月何日はどこの現場にいたのかしっかり
把握できる形を整えて下さい。
ちなにみこれは原価計算だけではなく、税務調査の際に見られる可能性もある
のでその点からもしっかり管理したいところです。

以下は土木工事業と同じ流れになるのでそちらをご参照下さい。

3.アクセスで管理することのメリットについて

工事原価の算定は、アクセスでしなければいけないもではありません。
しかし、帳簿やエクセルで管理すると、現場ごとの工事利益は算定でき
ますが、それ以上の分析はできません。
アクセスであれば、
どこの外注先にいくらかかったのか?
そしてその金額は、予算通りなのか?
簡単に集計できます。
それ以外のメリットとしては以下のことが挙げられます。
・工事原価の現場ごとの一覧で粗利と利益率の確認ができる。
・過去の工事の内訳を簡単に呼び出すことができ、今後の見積に
 活用できる。
・工事に関する情報を全て登録できるので、別途工事未収金の管理
 が不要になり、工事に関する情報を集約できる。
等々これ以外にもメリットは沢山あります。

データベースによる管理を検討されてみてはいかがでしょうか。

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